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普代で暮らすペーパードライバーの話

更新日:2023年12月21日

従順なドライバーが多い北三陸


北三陸は、リアス式海岸ではないので道路のカーブが少なく、太平洋が広がる雄大な景色を楽しみながら運転できると、ドライブやツーリングの人気エリアとなっています。しかも、沿岸なので、雪がほとんど積もりません。


さて、常日頃、普代の魅力として「人の温かさ」を挙げていますが、それは運転にも同じことが言えます。タイミングがつかめずに出られないでいるとき道を譲っていただいたり、道を譲ったときハザードで御礼をもらったり。


地方での生活には、車は無くてはならないものです。わたしは、社会に出て最初の職場が徒歩3分の場所だったことから、長い間ほとんど運転してきませんでした。それでも、今、車社会の普代で生活できています。普代周辺は、「車の運転が苦手だけど、田舎に住んでみたい」という方におすすめの場所です。



〈おすすめポイント〉

  • 主要道路は道幅が広い

  • 駐車場が広い

  • 車線が少ない

  • 交通量が少ない

  • 雪が少ない、除雪が丁寧

  • 思いやりのある運転をする人が多い

  • 日本一長い無料区間を有する三陸道(高速道路)


運転初心者が気を付けたいポイント


普代村周辺は運転しやすいとはいえ、気を付けたいポイントもあります。


側溝にタイヤがはまる

狭い道路で道を譲ろうとしたとき、雪に隠れた側溝にはまって動けなくなりました。左の前輪が全部はまっていたので、重機にひっぱってもらって脱出しました。車に傷はつきませんでしたが、衝撃でホイールカバーが破損して外れ、タイヤの空気が抜けました。スペアタイヤに履き替えて自動車整備工場まで移動しました。


〈Check!〉

□軍手を積んでおく

□牽引ロープを積んでおく

 ※牽引される車は、ギアをニュートラルに

□牽引フックの位置を把握しておく

□スペアタイヤやジャッキの位置を確認しておく


〈ロードサービス〉

運転に自信の無い方は、JAFに入っておくと安心です。運転していればパンク、脱輪、バッテリー上がりなどのトラブルが無いとも限りません。会費を払っておけば無料で受けられるロードサービスがあります。普代村だと、業者さんが田野畑村から来ます。


JAFは会員でなくても利用できます(有料)。また、自動車保険やクレジットカードの契約でロードサービスを利用できる場合があります。自動車保険のロードサービスは、保険の等級に影響ないケースが多いです。



〈ホイールカバー〉

脱輪等でホイールカバーを壊したり、失くしたりすることが多くありました。ホイールカバーは産業廃棄物にあたるので、自治体のゴミ収集では回収してもらえません。壊れた物はタイヤ販売店に引き取ってもらって処分しました。


縁石の乗り上げ

左の前輪が縁石に乗り上げ、動けなくなりました。いわゆる亀の子状態です。近くのお店の方に助けていただき、土嚢を使って脱出しました。自動車整備工場で見てもらったら、腹を擦ったことで壊れた部品がありました。また、融雪剤によるサビも怖かったので、下だけ防サビ加工をしてもらいました。


〈車の腹を擦ったとき〉

液漏れしていないか、走ったときに異音はないか確認しましょう。自分では見えないので整備工場で点検してもらうと安心です。特に、ハイブリット、電気自動車は車の下回りにケーブルが通っている場合があります。



ぬかるみでスタック

舗装されていない場所でぬかるみにはまり、タイヤが空転して動けなくなりました。泥をかき出したり、段ボールや毛布を噛ませたりしましたがダメでした。牽引してもらい脱出しました。

※家具等の滑り止めシートを使って脱出できたという方がいます。



タイヤの摩耗によるパンク

家が山の上にあるため、傾斜のあるカーブをよく走ります。タイヤが減りやすく、摩耗でパンクしました。しかも、気付かずに走り続けていて、近所のハウスで働いていた方が、空気の漏れる音で気付いて知らせてくれました。速度が遅いと、パンクに気が付きにくいことがあるようです。

タイヤの溝や空気圧が不足していないか、ときどき確認しましょう。



凍結した上り坂でスリップ

堀内郵便局から机方面に向かうとき、急勾配の上り坂でスリップして登れなくなり、滑りながら坂を下ったことがあります。ハンドルを切らないと止まらない状態で、建物に突っ込みそうなギリギリのところで止まりました。

坂道を登れるかどうかは、その時の状況によるので一概には言えません。ちょっとでも不安がある場合は、回避するのがおすすめです。冬道でのトラブルは、謎の自信によって起こることがほとんどだと思います。




路肩の雪にバンパーの角が当たって破損

寒さが厳しかった日、対向に大型車が来たので少しだけ左に寄ったら路肩の凍った雪にバンパーが当たって破損しました。山から街に下りてきて、一安心したところでスピードが出ていました。氷に当たったバンパーの角は、吹き飛んで行方知れず。そこには穴が…。しゃくれた形のバンパーは、路肩の氷にお気を付けください。


▽こんな形のバンパー



村内の道路で気を付けたい箇所

〈三陸道:久慈方面から普代I.C.で下りるときのカーブ〉

曲がり切れずに事故が発生したケースがあります。十分に減速しましょう。


〈普代郵便局前のカーブ〉

お店や郵便局への出入り、子どもの登下校、自転車、脇道からの合流など気を付けたい場所です。


〈黒崎地区〉☆凍結

よく地域の方から、「昔、黒崎に学校があったころ赴任したての先生はスリップする」と話を聞きます。


〈漁協方面に向かう橋の手前〉☆凍結

橋は凍結しやすいので、冬は十分に減速しましょう。


〈冬季通行止めになる道路〉☆凍結

「芦渡住宅から落合に抜ける道路」、「向野場から上区に抜ける道路」、「黒崎に向かう和野山の道路」は、冬季通行止めになります。通行止めになる前でも凍結すると危険なので、運転に注意しましょう。


〈普代分署から上普代の交差点〉☆凍結

橋を通過するので凍結に注意が必要です。


〈Check!〉

冬の下り坂は、勾配によっては20キロ以下まで減速しないと滑ります。冬季通行止めになるような箇所では、20キロ以下でも滑ったことがあります。


〈Check!〉

冬道は、大丈夫と思って油断しているときが最も滑ります。

  • 道路の一部だけが凍結している

  • 暖かい日、氷の表面が溶けて濡れているなど


〈Check!〉

大量の落ち葉も凍結した道路のように滑ります。葉に油分が含まれているためです。雨などで濡れると、油分が多く出て滑りやすくなります。葉の種類で言えば、イチョウが最も油分を多く含むそうです。



〈Check!〉

春先は、落石に注意が必要です。冬に凍結した岩石が溶けて崩れるからです。


運転できると、暮らしの楽しみが広がる

運転の怖さを色々書きましたが、運転できるようになると、地方での生活はぐっと快適になります。行ってみたかったところ、やってみたかったこと、少しずつ運転に慣れて、楽しみを広げてください。




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